• インターネットの起源
    1968年米国国防総省高等研究計画局(ARPA)が最初に作ったARPANETが始まりです。

  • IPアドレス
    inet上のコンピュータ、通信デバイスには識別するためのIPアドレス(Internet Protocol)が割り当てられています。IPv4は32ビットで構成され、8ビット(=1バイト)の数値をピリオドで区切って表記するため、32ビット(4バイト)表記とよばれています。0〜255までの数字が使用され、約40億個のIPが配布できますが、新しいプロトコルIPv6が考案されています。128ビット構成でよりルーティングテーブル問題、アドレス枯渇問題、効率的かつ負荷の少ないインターネット接続を実現します。

  • クライアント・サーバモデル
    インターネットで使用しています。複数クライアントからの要求がサーバで処理されクライアントに返されます。その際、クライアントプログラムがローカルである程度情報を処理することで、サーバの処理の分散化を図れます。

  • プル技術とプッシュ技術
    プル技術 - クライアント側からの要求をサーバ側で情報を返信する技術(CGIを用いる検索サービスなど)
    プッシュ技術 - WEBサーバが自動的、定期的に情報を配信する技術(PointCastNetwork, Castnet, BackWeb)

  • 接続タイプ
    ISP(Internet Service Provider)が提供するインターネット接続オプションで、ダイアルアップ接続と常時接続があります。
    ダイアルアップ接続 - モデムを使用し電話回線を利用しますが、電話料金がかさみます。より高速な環境にするにはISDN回線でデジタル電話回線に接続します。
    速度 説明
    128kbps 2つのISDNチャネルを同時に使用し、接続速度を上げる方法。2つの64kbpsチャネルをPPPで結んでいる
    64kbps 1本のISDNチャネルを使用したデジタル電話回線
    56kbps アナログモデムを使用した最高速度のダイアルアップ接続
    33.6kbps アナログモデムを使用した比較的速いのダイアルアップ接続
    28.8kbps アナログモデムを使用したダイアルアップ接続。1990年半ばは標準的だった
    14.4kbps アナログモデムを使用した比較的遅いのダイアルアップ接続

    常時接続 - 常に継続的で高速なインターネットアクセス。LAN接続、ケーブルTV、デジタル加入線(DSL)など。
    種類 速度
    T3 44.736Mbps。北米の接続タイプ。極めて高速だがコストがかかる
    T1 1.544Mbps。北米のISP,LANで多く使用される
    E3 34.368Mbps。ヨーロッパで使用されるT3同等
    E1 2.048Mbps。ヨーロッパで使用されるT1同等
    ケーブルモデム 512kbps〜52Mbps
    DSL 512kbps〜10Mbps

  • イントラネットとエクストラネット
    イントラネット - TCP/IPやブラウザなどインターネット標準技術を使用した企業内ネットワークのことです。インターネット上のソフトウェアやハードウェアを流用、低コストで統一性のあるネットワークを構築できます。
    エクストラネット - 主に企業の顧客に対して提供されるWEBサイトのこと。
    特定の顧客がIDやPassを使い、認証し、専用のWebサーバにログオンして利用します。


  • ドメインネームシステム(DNS)
    DNSはIPアドレスをドメイン名(FQDN:Fully-Qualified domain name)に関連つけるしくみ。
    ドメイン名の右端の部分を
    トップレベルドメイン(TLD)といい、国別、共通トピック別に分類されます。
    共通トピック別ドメイン 国別ドメイン
    .com 商用、会社 .jp 日本
    .edu 教育、大学 .mx メキシコ
    .gov 米国政府 .ca カナダ
    .mil 米軍 .au オーストラリア
    .org 協同組織、NGO .fr フランス
    .net 商用ISP、ネットワークサイト .ch スイス
    .int 国際組織 .uk 英国

  • ドメイン管理団体とその活動
    米国の
    ICANN(Internet Corporation for Assigned Nemas and Numbers)がドメイン名の登録、承認する国際機関です。
    日本では、JPNIC(Japan Network Information Center)が国内ドメイン管理しています。

  • URL(Uniform Resorce Locator)
    「プロトコル名://サーバ名/ファイル名」の使用する通信プロトコルとリソース名をどのように指定するかを定めた規格。
    指定できるプロトコルには、HTTP,news,FTP,Telnet,Gopher,file(ローカルディスクへのアクセス)があります。